文化芸術による子供総合育成事業

全国の学校関係者(小学校・中学校・義務教育学校・中等教育学校・高等学校・特別支援学校)向けのご案内となります。

教職員の方はもちろんですが、PTAや保護者・地域関係者・児童・生徒さんなどから学校側へご紹介いただいても結構です。

※コロナ対策特別枠となる文化庁「子供のための文化芸術体験機会の創出事業」 についても、ぜひご覧ください。

2021年度(令和3年度)募集開始に関わる変更点など

  • 2020/8/5付で文化庁より募集開始の発出がございました

  • 文化庁側の締切は9/30です。都道府県教委・市区町村教委の締切はこれよりも早まります。自治体ごとに異なりますので、学校側に届きます通達等をご確認ください。(私立学校には届かないケースもございますので、所管教委へのご確認をお願いいたします。)

  • 派遣実施期間が2021/6/1-2022/1/21までになりました。(例年よりも長くなりました)

  • 昨年の募集時点では、同一分野・同一講師は2年連続派遣ができないということでしたが、今回の要項で変更され、「同一分野・同一講師の連続派遣は3年まで」と緩和されました。

文化芸術による子供総合育成事業とは?

小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行い,又は小学校・中学校等に個人又は少人数の芸術家を派遣し,子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに,芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。

子供たちの豊かな創造力・想像力や,思考力,コミュニケーション能力などを養うとともに,将来の芸術家や観客層を育成し,優れた文化芸術の創造に資することを目的としています。

(以上、文化庁サイト内解説事業専用webサイトより)

「巡回公演事業」「芸術家の派遣事業」「子供 夢・アート・アカデミー」「コミュニケーション能力開発事業」の4つの事業があり、このうち「芸術家の派遣事業」に代表・藤平が毎年派遣されています。

事業の詳細については、文化庁サイト内「文化芸術による子供育成総合事業」、または、「文化芸術による子供育成総合事業」専用サイトをご覧ください。

イメージを知りたい方へ

メディア等で紹介されていますので、Mediaページをご覧ください。Mediaページ内の[文]マークの記事が、本事業で派遣されたものです。

【ご注意】ここでご紹介しているのは「文化芸術による子供総合育成事業 」の中の「芸術家の派遣事業」です。競争率の高い楽団・劇団などの公演は同事業内の「巡回公演事業」で、別事業となります。学校関係者の多くは巡回公演事業をイメージされる方が多いので、ご留意ください。

どんな内容?

  • どこに来てくれますか?・・・小学校~高校(小学校・中学校・義務教育学校・中等教育学校・高等学校・特別支援学校)であれば、公立・私立問わず、全国どこでも派遣可能です。当方の拠点である栃木県・関東の他、東北地方への派遣実績もございます。

  • 費用はかかりますか?・・・講師・補助者にかかる謝金・交通費・宿泊費等はすべて文化庁負担となります。

  • どの時間が対象となりますか?・・・正課の授業であれば、音楽だけでなく、総合・必修クラブなどの授業でも活用可能です。(休日や放課後・部活動等は対象外です)

  • どんな内容が可能ですか?・・・管楽器や打楽器を用いた音楽に関する講話と体験が中心です。分野は、吹奏楽・マーチング・オーケストラなど多岐にわたる話題を提供可能です。音楽鑑賞と絡めたり、フラッグの体験を行ったり、合唱・合奏している曲に合わせたりと、学校ごとのカリキュラムに合わせて企画することも可能です。

  • 時間や回数の制限はありますか?・・・1日1-2時限程度、最大3日まで派遣可能です。

  • 全校対象ですか?・・・いいえ、当方の場合は、概ねクラス単位で行うことが多いです(小規模校の場合は全校対象も可)。ですので、特定の学年のみを対象とするケースがほとんどです(小学生は内容的に概ね3年生以上を目安にしてください)。これは、普段触れない音楽分野に少しでも身近に触れたり、児童・生徒とのコミュニケーションを取ったりしやすくするための、当方の特徴でもあり、学校側としても時間割の調整負担を最小限に抑えることも可能となります。

  • 場所はどこで行いますか?・・・基本的には音楽室等にクラス毎に来てもらって、通常の雰囲気で授業を受けていただいています。ただし、身体を大きく動かす場合などは、体育館などを利用することもあります。

  • 何人で派遣されますか?・・・基本的には代表・藤平のみですが、内容や地域・時期によっては補助者を付けることがございます。本事業は最大5名までの補助者を付けることが可能です。

  • 派遣時期は決まっていますか?・・・毎年概ね6月~12月が事業対象期間となっています。3日間連続でも、飛び飛びでも可能です。申請段階で予め、当方と日程や旅程等を調整させていただきます。

  • 申請は誰が行いますか?・・・学校が申請主体となり、市町村教委を経由して文化庁に申請する形ですが、申請期間が非常にタイトなため、夏休み前を目途に説明等をさせていただき、書類の作成等もアドバイスいたします。

  • 申請はいつ頃ですか?・・・希望年度の前年の夏頃です。ここ数年は、前年8月のお盆過ぎに公示→9月上旬頃市町村教委申請締切(各教委毎に締切が異なります)、というパターンです。

  • 前年夏に翌年度の行事日程が分かりません・・・当然のことですね。採択後に「学校側の事情(学校行事日程が変更になったなど)」で日程を変更することは可能です。講師側の都合で日程を変更することができないため、申請段階で、学校側と当方の日程の突き合わせが必須となります。

  • 毎年来てくれますか?・・・2021年度より、同一講師が同じ学校に2年連続派遣することができなくなりました。ですので、最短でも2年おきの派遣となります。
    最新の要項により、3年連続派遣可能に緩和されました。

  • 校内で説明・検討したいのですが・・・詳しい説明資料や事例集をPDF形式でご提供いたします。また、必要に応じて当方より、直接・お電話・リモート・メール等でのプレゼンや説明等もさせていただきます。

実施例

Mediaページにも、いくつかの事例が紹介されています。

【音楽・総合等の授業利用】

  • クラス別に授業1時限ずつ利用(初日3時限4-1、4時限4-2、2日目3時限5-1、4時限5-2・・・など)→時間割調整の負担を最小限にし、全校演奏会形式より身近に感じることが可能です。もちろん、複数クラス合同・学年別や、同一児童生徒に複数回実施も可。

  • 音楽室・多目的室・体育館等を利用(楽器等を留置、音響等を利用。)

  • 音楽関係のクラブがない学校・・・管楽器や打楽器の紹介を中心に構成。

  • 音楽関係のクラブがある学校・・・その学校にあまり無い音楽分野の紹介(マーチングやカラーガード、管弦楽等)や講話などを中心に構成。

  • 学校や児童生徒の実情に応じてカスタマイズ可。ご相談ください

例)小学校実施例(45分、以下の内容を織り交ぜて展開します)

  • イントロダクション(5分)

  • 楽器の紹介(20分) ※打楽器のみ・管楽器のみ・管打楽器・カラーガードなど、組み合わせは自由。

  • 校歌や音楽で利用している歌を講師演奏+児童生徒合唱合奏コラボ体験(15分) ※または鑑賞授業に代えることも可能。

  • リフレクション(5分)

【必修クラブ活動】

  • 授業内の必修クラブも対象(部活動は対象外)。音楽クラブや金管・吹奏楽クラブなど。

  • 指導可能分野:マーチングバンド・吹奏楽・金管バンド・鼓笛隊・フラッグ体験など

申請しよう!

派遣希望年度の前年夏に申請となるため、早めの準備をお勧めいたします。

【前年度4~7月】

例年、募集要項が8月下旬に出ることから、夏休み前までを目途に、各校とのご説明・お打ち合わせ等を行っております。

特に、初めての学校の場合、授業内容の組み立てから書類の作成まで、結構時間がかかることがございますので、お早めにご相談ください。

お問い合わせいただいた学校様には、解説資料・事例データをご提供しております(非公開資料)。

ぜひ、この時期に実施・申請に向けてのご検討をお願いいたします。

【前年度7~8月】

申請の方向になりましたら、書類作成の準備に進みます。ほとんどの学校では、資料作成のご担当教職員が窓口となり、当方とやり取りいたします。教務・音楽担当・当該学年担任などの教職員が担当されるケースが多いです。前述の解説資料に様式の記入方法等も記載しておりますので、ご安心ください。

ここで重要なのは以下の点です。

  • 次年度の6~12月の間で日程を決め打ちして申請しますので、学校行事と講師日程との調整が肝要となります。(採択後に学校都合で日程変更は可能ですが、講師都合では変更不可です。)

  • 当方の日程は先着順で埋まっていきますので、お早めに調整いたしましょう。

  • 授業内容については、各校の事情にある程度寄り添いながら策定いたしますので、当方との十分なやり取りが必要です。

  • 後述の通り、申請スケジュールがかなりタイトになっております。募集が開始されたらすぐに提出できるよう、事前に申請内容のある程度の見通しを付けておきます。

【前年度8月下旬~9月上旬】

例年、お盆過ぎを目途に募集要項等が公開されますが、市区町村教委レベルでの締切が9月上旬という地域が多く、募集開始から実質2週間程度で締め切られるケースが多いです。(募集開始から通達が届くまでのタイムラグもありますので、実質1週間程度というケースもありました。)

事前に準備がある程度済んでいれば、慌てる必要はございません。近年はデータで提出するケースが多くなっていますので、微修正も比較的容易です。

  • 募集要項や様式・手引き等は、「文化芸術による子供育成総合事業」専用サイトにございます。

  • 例年、提出するのはExcel形式の様式2~6のデータと旅費に関する根拠資料等です。

  • これらの内、様式2の一部、様式3・4、旅費根拠データについては、ご提供可能です。御校で入力が必要なのは、ほとんどの場合、様式2の一部と様式5(必要がある場合のみ御校にて作成)のみです。様式6は当方が既に登録済ですので作成不要です。

【提出が終わったら】

提出した様式は、当方にもデータとしてお送りください

提出された様式は、学校→市区町村教委→都道府県教委→文化庁事業事務局というルートで上がっていきますが、内容の確認や一部修正を求められる場合がございます。様式が修正されましたら、当方にもご連絡ください。

ここまで来たら、お疲れ様でした! 年度内の作業は終了です。あとは採択を待つばかりです。正式な採択は次年度当初ですが、前年度中に内定(または却下)の連絡が来るはずです。内定連絡が来ましたら、当方にもご一報ください。

採択されたら・・・

おめでとうございます! これで派遣が実施されることになります。

【派遣約1カ月前~2週間前】

この時期を目途に一度、具体的なお打ち合わせをさせていただきます。初派遣の近隣校の場合は直接お伺いいたします。その他の場合はお電話やメール等で対応いたします。

授業内容の確認はもちろんですが、施設や設備等に関して、主な確認事項が以下のようになります。

  • 実施会場の場所確認・・・特に音楽室は上方の階のことが多いので、その確認をさせていただきます。

  • 実施会場の占有時間・・・準備やリハーサル、撤収等が発生する場合、実施前は1~2時限、実施後は1時限程度、それぞれ会場を占有する形になりますので、ご配慮ください。

  • 空調の有無・・・音が外に漏れないよう、閉め切って行うケースが多いため、確認させていただきます。(ただし、三密防止による換気等の対策はもちろん最優先させていただきます)

  • 楽器・備品等の確認・・・内容によって、学校所有の楽器や備品をお借りすることがございます。

  • 内容によって使う可能性のある備品・・・CDプレーヤー、DVDプレーヤー、大型テレビorプロジェクタ(PC画面を表示する場合)、延長コード、ポータブルマイク、伴奏用CD・楽譜(児童生徒と歌ったり演奏したりする場合)、譜面台など。

  • 児童生徒の持ち物・・・内容により、リコーダー・鍵盤ハーモニカ・筆記用具等を持参していただく場合がございます。

  • 持ち込み機材の留置について・・・複数日開催で近接日程の場合、持ち込んだ機材を校内に留置させていただく場合があります。その場合の場所(音楽準備室など)を確認させていただきます。

  • 車で訪問の場合、駐車スペースの確認・・・楽器等を持ち込む場合は、できるだけ会場に近いスペースが確保できるとありがたいです。

  • 公共交通機関の場合、学校へのルート確認・・・最寄りの駅・バス停などから学校への送迎が発生する場合は、その段取りの確認をさせていただきます。

  • メディア等の対応・・・学校によっては、事前にメディアにお声掛けしている場合がございます。当方、取材等に関しては問題ございませんので、来訪が分かった時点でお知らせください。

  • 教委等の視察・・・教委等の視察が入る場合もございます。上記同様問題ございませんので、来訪が分かった時点でお知らせください。

  • 食事等の対応・・・当日、給食時間にかかるケースもございますが、食事提供については義務とはしておりません。学校の事情にお任せいたします。もし給食等の提供がある場合だけ、事前にお知らせいただければ幸いです。

当日は・・・

【来校時】

  • 実施時限の概ね1~2時限前を目途に来校いたします。

  • 来校しましたら、職員室へ一言ご挨拶いたします。

  • 楽器等の搬入は基本的に当方で行いますが、内容によっては多くの機材を上方階へ1人で運ぶこともございます。もしお手すきの職員等が居られましたら、少しお手伝いいただけると大変助かります。

  • 校長室でのご挨拶等は時間の許す限り対応させていただきますが、スケジュールによっては短時間で済ませる場合もございますので、ご容赦ください。

  • 搬入・ご挨拶等が完了しましたら、準備・リハに入ります。この時間帯は特に教職員の方の随行は必要ありません。設備や備品の使用に関して不明点等が出た場合は都度、職員室へお声掛けいたします。

【授業時】

  • 児童生徒の来室は、開始までに着席していれば問題ございません。特に業間休みや昼休み明けの授業で、かなり早く来室されるケースもございますが、開始時間までは休憩扱いとなりますので、慌てずにいつも通り来室してください。

  • 授業時の様子は適宜、写真を撮影しておいてください。文化庁への報告資料に添付する必要はございませんが、照会があった際に提示できるよう、お願いいたします。

【終了後】

  • その日の授業が終了しましたら、撤収または留置の作業をし、搬出の場合は機材を移動させます。搬入時同様、機材が多い場合はお手伝いいただけると助かります。

  • 全ての作業が終わりましたら、職員室へお声掛けいたします。

終わったら・・・

【実施報告】

  • 実施報告様式を「文化芸術による子供育成総合事業」専用サイトからダウンロードし、実施内容の入力等を行います。

  • 例年、様式7~10と様式10-2の5種類ですが、このうち、様式7・様式10-2の2点は当方で作成することとなっております。

  • これらの書類を実施後1カ月以内に提出するよう、お願いいたします。

【学校広報等での紹介】

  • 学校サイトの日誌やブログ、学校だより等で、授業実施について、ぜひ触れていただけるとありがたいです。他校への紹介時にも活用させていただきます。

【次回申請について】

  • 2018年度より、同一学校への同一講師の4年連続派遣が出来なくなりました。同じ児童生徒へ2回以上の授業で違う分野を体験させることも可能ですので、ぜひ次年度の再申請をご検討いただければ幸いです。

お疲れ様でした! ありがとうございました!